第2回「環境女子☆のための環境法勉強会」を開催しました。28日には「おさらい編」もあります!
保護研究部の安部です。
3月25日に、環境女子☆のための環境法勉強会「~スーパー堤防事業から日本の環境影響評価法の問題点を考える~」を、衆議院議員会館にて実施しました。
今回は、環境アセスメント法(環境影響評価法)をテーマとして取り上げ、具体例として江戸川区の「スーパー堤防事業」についてお話しを伺いました。
小川淳也議員(衆議院)のご案内のもと女子会がはじまり、最初に環境省の環境影響評価ご担当の方から日本の環境影響評価法について説明を受けました(右写真)。
続いて行われた前江戸川区議会議員の稲宮須美さんのスーパー堤防のお話しは、環境影響評価法という法律があるにも関わらず、“まちづくり”ならぬ“まち壊し”が行われているというものでした。
社会影響評価というシステムがない日本では、厳しい立場に置かれた場合になすすべがほとんどありません。自身の身にこのようなことが起こったらどうしようと思うほど、切迫感あふれるプレゼンでした。
ジャーナリストの政野淳子さんからは、日米の環境アセスを比較してその違いを教えていただきました。日米の環境アセス、全然違います!
今回スーパー堤防のお話をしてくださった稲宮須美さんとジャーナリストの政野淳子さんには、今週の28日(金)にNACS-J事務所で開催する“おさらい編”にて同じお話しをしていただきます。
今回のお話しを聞き逃した方は、ぜひいらして下さい!
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第2回 環境影響評価法(環境アセスメント法)おさらい編
場所:日本自然保護協会 会議室
東京都中央区新川1-16-10 ミトヨビル2F(地図)
★プログラム
進行 志村智子(日本自然保護協会)
・環境女子のめざすもの
伊藤加奈(日本野鳥の会)
・日米の環境アセスを比較しよう
政野淳子(ジャーナリスト)
・スーパー堤防のお話し
稲宮須美(前江戸川区議会議員)
・討論・法改正に向けて ~お茶会風に~
▲お茶会風に議論をしているところ