そうふけっぱらや中池見湿地の保全、アユモドキの保護、ミシシッピアカミミガメなど外来種問題について、日本自然保護協会の報道が続いています。
広報・編集部の鶴田です。
日本自然保護協会では、全国区各地の会員や協力団体、研究者の方々とともに、地域の自然保護問題について、解決策を求める要望や意見を続けています。
最近新聞でも報道が続いていますので、目にされた方もいらっしゃると思います。
千葉ニュータウン21住区の開発問題で、「奇跡の草原を守ってほしい」という1万通の署名に対し、「要望の内容には一切応じられない」という旨の回答がなされ、即日、日本自然保護協会と地元団体の亀成川を愛する会の連名で抗議声明を発表しました。
●千葉県「今後も造成継続」 印西の事業(千葉日報 1月31日)
http://www.chibanippo.co.jp/news/local/177330
北陸新幹線の路線が貫通する計画が策定された福井県敦賀市の中池見湿地の保全について、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構に提出した要望書について産経新聞で報道されました。(要望書はこちら)
●中池見湿地通る新幹線ルート 環境調査の透明性要望 福井(産経新聞 2月4日) http://sankei.jp.msn.com/region/news/140205/fki14020502120001-n1.htm
アユモドキ生息地の保全のため、京都スタジアムの計画に対して、計画の見直しと詳細な調査、将来にわたり持続的に保全するしくみを求め、京都府知事と亀岡市市長宛てに提出した要望について、毎日新聞で報道されました。(要望書はこちら)
写真:アユモドキ(撮影:細谷和海)
●亀岡のスタジアム建設:根本的見直し要望 自然保護協会、府と亀岡市に /京都(毎日新聞 2月7日) http://mainichi.jp/area/kyoto/news/m20140207ddlk26010492000c.html (全文閲覧は会員登録が必要です。
アユモドキの件は、WEBサイトは未掲載ですが、京都新聞でも掲載されています。
また、毎日新聞では、月に1度、スタッフが交代で「生き物のまなざし」というコラムを執筆中です。今月は、教育普及部の萩原が自然しらべ2013「日本のカメさがし!」の結果からミシシッピアカミミガメについて書きました。(自然しらべ2013の結果はこちら)
●生き物のまなざし:ミシシッピアカミミガメ 増殖は人災、生態系も破壊(毎日新聞 2月7日)
http://mainichi.jp/shimen/news/20140207ddm013070012000c.html
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