2014年3・4月号(No.538) 特集:国土強靭化法がやってきた

今月の表紙
撮影・解説 小此木宏明(NACS-J)
宮崎県綾町で「人と自然のふれあい調査」の現地調査中に見つけたニホンアカガエル。古民家横の斜面をソロリソロリと歩いていました。人と自然のかかわりが深い里やまで出会える種です。ニホンアカガエルをはじめとした生きものたちがこれからも生きていけるような豊かな自然を大切にしていきたいと思います。
CONTENTS
★特集
国土強靭化法がやってきた
★NACS-J活動クローズアップ
●辺野古:各方面から環境保全対策の不備を指摘されたにもかかわらず辺野古の埋め立てを承認。
●中池見湿地・北陸新幹線計画 透明性と科学性を持った調査とするよう意見書を提出。
●風力発電施設と野生生物の衝突事故の現場を見つけたら情報をお寄せください。
●沼田眞賞授賞式・記念講演会&セミナー「日本の自然のちからを知る」を開催しました。
●「署名の要望には応じず計画通り全面造成する」との回答に強く抗議します!
●「日本のカメ探し!」報告書が完成&来年のテーマは「トンボ」です!!
●新宿御苑ネイチュア・フィーリング自然観察会参加者&リーダー大募集!
●2014年度の自然観察指導員講習会日程が決まりました!
●「2014年全国一斉自然かんさつ会」スタート!お近くの観察会にご参加ください。
★NACS-J会員アンケート結果発表
会報『自然保護』9/10月号に同封した会員アンケートにご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
★今日からはじめる自然観察
ルーペでコケを見てみよう
★シリーズ 新・生命の輪 47
「絶対送粉共生関係」が生んだ
コミカンソウ科の雄花と雌花の匂いの違い
クジャクの羽根やカブトムシの角など、動物では雌雄で違う形質を持つことがよく知られていますが、植物ではまれ。そんな珍しい雌雄の違いを持つコミカンソウ科の植物の進化の秘密を探ります。
