奇跡の原っぱ「そうふけっぱら」について新聞に掲載されています。
広報・編集部の渡辺です。
NACS-Jスタッフが持ち回りで執筆担当をしている毎日新聞の連載「生き物のまなざし」。
今朝11月8日の朝刊では、保護・研究部の高川が「キツネ 里山失われ暮らしづらく」と題して、千葉に残された草原について書きました。
生き物のまなざし:キツネ 里山失われ暮らしづらく(毎日新聞)
童話や昔話などで日本人にとってなじみ深いキツネ。でも、現実にはキツネが暮らせる環境は急激に減っています。千葉県印西市には、キツネをはじめ貴重な生きものが暮らす草原が残されています。この場所はいま、開発によって消滅してしまうのか、草原を守りながら新しいまちづくりを目指すのか、瀬戸際に立たされています。
11月7日の読売新聞の夕刊でも、この問題について取り上げられました。
11月24日(日)には、全国の草原・里山の現状や保全の取り組みと共に、この千葉の草原の重要性や現状を伝えるとともに、まちづくりの中で今後どのように保全・活用していけるかを来場者の皆さんと一緒に考えるシンポジウムを開催します。
ぜひ、皆さんご参加ください。
『奇跡の原っぱ「そうふけっぱら」を次世代へ
~キツネのくらすニュータウンづくりを目指して~』
◆開催要項◆
日時:11月24日(日)13:00~17:00(受付12:30-)
場所:東京大学弥生講堂一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
主催:日本自然保護協会
共催:亀成川を愛する会
協力:WWFジャパン、全国草原再生ネットワーク
後援:日本野鳥の会、生物多様性ジャパン
参加費:1000円(※全額をそうふけっぱらの自然保護運動に充てさせて頂きます)
★事前申し込み不要(定員300名)
問い合わせ:NACS-J 保全研究部 担当:高川
TEL:03-3553-4104 FAX:03-3553-0139
(※スパムメール対策のため@を大文字にしています。小文字に修正して送信してください。)
〒104-0033 東京都中央区新川1-16-10 ミトヨビル2F
プログラム
第1部 講演:奇跡の原っぱ「そうふけっぱら」の価値
・ 高川晋一(日本自然保護協会)
「奇跡の原っぱ」はなぜ奇跡か?
・ 高橋佳孝(近畿中国四国農業研究センター、全国草原再生ネットワーク代表、阿蘇草原再生協議会会長)
「いのち輝く草原を未来へ~生態系サービスを通じた人と草原の関わりの再構築~」
・ 西廣淳(東邦大学准教授、日本生態学会生態系管理専門委員会幹事)
「過去を知り、未来へ繋ぐ~保全生態学からみた千葉県北部の草原~」
・ 小山尚子(亀成川を愛する会)
「市民による保全の取り組み~亀成川から水源地へ、そして奇跡の原っぱ~」
第2部 パネルディスカッション「みんなが描く キツネのすむニュータウンの未来像」