沖縄から嬉しい報告ー泡瀬干潟を守るための訴訟に勝訴ー
保護研究部の安部です。
NACS-Jが長く保護活動を行ってきた泡瀬干潟について少し進展があったと、現地からうれしい報告がありました。
第一次泡瀬干潟埋立公金支出差止事件に係る弁護士報酬請求事件の判決が10月1日に言い渡され、泡瀬干潟を守るために訴訟を起こしていた原告が勝訴しました。この判決では、裁判所から沖縄県と沖縄市に支払いをするようにと判決が出ました。
▲原告訴訟の判決を受けた記者会見の様子。うつっているのは泡瀬干潟を守る連絡会のメンバーです。
●判決文は泡瀬干潟を守る連絡会のウェブサイトよりご覧いただけます。
▲泡瀬干潟のサンゴ群集(撮影:小橋川共男)
▲泡瀬干潟のミナミコメツキガニ(撮影:小橋川共男)
●ウミエラ館ブログには多くの写真が掲載されています。
裁判ではNACS-Jも海草とサンゴの立場からそれぞれ証言をしました。保全活動はゴールに到達するのに長い時間がかかることが多いですが、引き続き地元と協力しつつ、守っていきたいと思います。