奇跡の原っぱの即時全面造成は回避!
11月にはシンポジウムを開催します。
NACS-Jと地元団体による保護運動によって千葉県の貴重な草原「そうふけっぱら」の関連報道が続いており、全国的にも「奇跡の原っぱ」として注目を集めるようになっています。また、保全を求める署名簿を9月25日に千葉県に提出しました(下写真)。全国から寄せられた署名数は1万408筆で、県外からの4431筆には全国のNACS-J会員からの署名もたくさん含まれています。
このような活動の甲斐もあり、事業者である千葉県企業庁から「年度内は造成工事は行わない」「新たな造成は買い手がついてから」といった答えが示されるなど、当初恐れていた即時全面造成はなんとか回避されることになりました。多くの方のご協力、心よりお礼申し上げます。
今後は次年度以降の事業の実施予定や要望事項への回答を文章で求めるなど、引き続き千葉県と粘り強く話し合いを続けます。また、この場所が「奇跡」と呼ばれる理由やその価値、新たなニュータウンのあり方を改めて考えるシンポジウムを、11月24日(日)13~17時(会場:東京大学弥生講堂一条ホール)に開催します。会員の皆さんもぜひご参加ください。
シンポジウムの詳細はこちら。
(右画像をクリックするとちらしのPDFが開きます)
(保護・研究部 高川晋一)