2013年11・12月号(No.536) 特集:温泉で明日のエネルギーを考える
今月の表紙
紅葉と安の滝
撮影・解説 伊藤政子
秋田県北秋田市「打当温泉」から10km程の距離にある中ノ又渓谷奥深くに位置する、落差90mの豪快な「安の滝(やすのたき)」。二段構造の滝から放たれるミスト状の滝飛沫はマイナスイオンたっぷりで、爽快感この上ない。周辺のブナ・ミズナラ・カエデ類などで彩られる紅葉の時期は絶景である。
CONTENTS
★特集:温泉で明日のエネルギーを考える
寒くなってくると、ふと行きたくなる温泉。私たちを癒す湯治の場としてだけでなく、最近は地熱エネルギーの豊富な場所としても注目を集めています。
自然の恵みである温泉と、私たちはこれからどう向きあえばよいか、その魅力と可能性を考えます。
◆温泉の豆知識
・日本人はどうして温泉好き?
・温泉水はどこからやって来る?
・どうしてお湯の色が違う?
PART1 温泉地の不思議な自然
◆生命の起源に触れる温泉観察に出かけよう
◆硫黄立ち込める硫気孔原の特殊な生態系を探る
PART2 温泉のエネルギーをどう使うか
◆温泉を脅かす大規模地熱発電
◆特別インタビュー:日本のエネルギー事情とこれからの発電について(田中優)
◆温泉地熱利用でエネルギー地産地消のまちづくり
★NACS-J活動クローズアップ
★今日からはじめる自然観察
草紅葉・枯野で俳句を楽しむ♪
夏の間、緑色に輝いていた草はらは、秋とともに赤、黄色、紫と色づき、次第に枯れていきます。
そんな草はらで、数々の俳句が詠まれてきました。
あなたも草はらを観て感じたことを言葉にして、一句つくってみませんか!?
★お便り 拡大版
原発事故で一変した風景
5・6月号の特集「“とっておきの自然”に出会うには」で、阿武隈高地をご紹介したことをきっかけに、福島県に住む小林さんから、お手紙とともに1冊のアルバムを送っていただきました。
阿武隈高地の一画、田村市都路町の「絵にも描けない美しい風景」に魅せられて、5年前に移住。コンパクトデジタルカメラを購入し、写真を撮影されてきたそうです。
しかし、田村市は福島第一原発がある双葉郡のすぐ西隣り。震災による原発事故後、そのかけがえのない風景は一変。震災前後の写真が訴える強いメッセージを、お便りページを拡大してお届けします。
★シリーズ 新・生命の輪
拡大造林の影響を探る
ニホンモモンガが好きな森はどんな森?
夜の森の中でひっそりとくらす、リスの仲間『モモンガ』。私たちがなかなか目にすることができないモモンガですが、人の手によって形を変えた人工林の中にも、その姿がありました。
★NEWSハイライト
・ネオニコチノイド系農薬でミツバチが大量死
・自然再生によるEUの新・治水対策
・今夏の海水温上昇で沖縄のサンゴが白化
★読者の広場
掲示板/お便り/次号予告・新入会員/Nature Navi
★BOOK&PRESENT
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