嘉陽海岸での市民参加型砂浜モニタリング調査の2回目を行いました。
保護プロジェクト部の安部です。
嘉陽海岸での市民参加型の砂浜モニタリング(地形記録)調査の2回目を実施しました。この調査は今年3月に1度目を行ったのですが、当時は集落前の護岸工事の最中でした。今回が工事が行われていない砂浜で行う初の調査となります。
中井達郎氏(国士舘大/NACS-J理事)の指導のもと、長谷川均先生(国士舘大)にもご協力いただき、牧志治さん(沖縄・生物多様性市民ネットワーク)、北限のジュゴン調査チーム・ザンの鈴木雅子さん、浦島悦子さん、松崎さん、坂井満さん、そしてNACS-J会員Uさんの延べ6名のボランティアに参加いただきました。
多くの方にご参加いただき、予定よりも早く調査を終えることができました。
今秋から、嘉陽小学校前の護岸工事が進むので、今回得られたデータは大変貴重なものになります。ご協力いただき、ありがとうございます。
▲オートレベルをのぞく長谷川先生。この機械で、長い棒に書かれている数値を読みます。
▲強い風がふくこともあるなか、棒を支えるのも大変です。
▲オートレベルにも積極的に挑戦する坂井さん。
▲棒を支えているUさん。
▲ボランティアのみなさんのご協力で早めに調査が終わったので、余った時間で、嘉陽の海の中ものぞいてみました。豊かな海草藻場が広がり、ここがジュゴンの棲む海であることを実感できました。
3月の調査の様子も併せてご覧ください:
●沖縄・嘉陽海岸で砂浜の地形を記録する測量を行ってきました。
●引き続き、嘉陽海岸の砂浜調査を行っています。