秋のすすき原でカヤネズミ調査!
保護研究部の後藤です。
9月21日(土)に、神奈川県相模原市の青根でカヤネズミ調査講習会を開催してきました。
当日は、麻布大学の先生と学生が中心に活動している「あざおね社中」の皆さんの協力もあり、約40名もの参加者にお集まりいただきました。高校生や小学生、そして小学校入学前のお子さまも参加され、とてもにぎやかな会となりました。
青根では、今年度からモニ1000里地調査の調査地に登録され、あざおね社中の皆さんが調査員となり、アカガエル類と水環境、そしてカヤネズミの調査を実施しています。
午前中には、講習会の前に、青根の調査地の視察を行い、狭い範囲に民家はもちろん、人工林や田んぼ、水路やすすき原などさまざまな要素が含まれている、昔よき里やまの環境を見て回ることができました。
▲発見した立派なカヤネズミの巣
午後からは、全国カヤネズミ・ネットワークの畠佐代子さんを講師に、調査講習会を行いました。カヤネズミの生態のお話や、出会うことがとても難しいカヤネズミのビデオにも、皆さん興味津々で見聞きしていました。
野外実習では、モニ1000里地調査の手法を学びながら、この時期子育て中のカヤネズミをなるべく刺激しないことなど注意点も学びました。
▲カヤネズミ講習会の様子
青根でのモニタリング調査はこれからが本番です。
カヤネズミの生息地を守っていくためにも、これからもよろしくお願いします!
あざおね社中さんののぼり旗!