11/24(日) きつねが暮らす奇跡の原っぱを守るため、シンポジウムを開催します。
●『奇跡の原っぱ「そうふけっぱら」を次世代へ~キツネのくらすニュータウンづくりを目指して~』ちらし(PDF/2.58MB)
『奇跡の原っぱ「そうふけっぱら」を次世代へ
~キツネのくらすニュータウンづくりを目指して~』
千葉県印西市のニュータウン開発予定地に、地元で「そうふけっぱら(草深原)」と呼ばれる大草原が今でも残されています。全国で草原が急速に姿を消していく中、ニュータウン開発が約40年間中断されてきたことで開発を免れた貴重な草原で、キツネや絶滅危惧種をはじめとした800種類以上の生きものが確認されていることから「奇蹟の原っぱ」として全国から注目を集めています
当初のニュータウン開発事業が今年度で終了することから、このまま開発を継続するのか、新しいまちづくりを目指すのか、この場所はいま瀬戸際に立たされています。
2010年からこの場所の自然保護運動を行ってきた日本自然保護協会・亀成川を愛する会では、シンポジウムを通じて全国の草原・里山の現状や保全の取り組みと共に、この奇蹟の原っぱの重要性や現状を広くお伝えします。
そしてニュータウンのまちづくりの中で今後どのように保全・活用していけるかをご来場の皆さんと共に考えます。
◆開催要項◆
日時:11月24日(日)13:00~17:00(受付12:30-)
場所:東京大学弥生講堂一条ホール
(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
プログラム
第1部 講演:奇跡の原っぱ「そうふけっぱら」の価値
・ 高川晋一(日本自然保護協会)
「奇跡の原っぱ」はなぜ奇跡か?
・ 高橋佳孝(近畿中国四国農業研究センター、全国草原再生ネットワーク代表、阿蘇草原再生協議会会長)
「いのち輝く草原を未来へ~生態系サービスを通じた人と草原の関わりの再構築~」
・ 西廣淳(東邦大学准教授、日本生態学会生態系管理専門委員会幹事)
「過去を知り、未来へ繋ぐ~保全生態学からみた千葉県北部の草原~」
・ 小山尚子(亀成川を愛する会)
「市民による保全の取り組み~亀成川から水源地へ、そして奇跡の原っぱ~」
第2部 パネルディスカッション「みんなが描く キツネのすむニュータウンの未来像」
主催:日本自然保護協会
共催:亀成川を愛する会
協力:WWFジャパン、全国草原再生ネットワーク
後援:日本野鳥の会、生物多様性ジャパン
参加費:1000円(※全額をそうふけっぱらの自然保護運動に充てさせて頂きます)
★事前申し込み不要(定員300名)
問い合わせ:NACS-J 保全研究部 担当:高川
TEL:03-3553-4104 FAX:03-3553-0139
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〒104-0033 東京都中央区新川1-16-10 ミトヨビル2F