「奇跡の原っぱ」の保全を求める署名を提出しました。
2013年9月25日
「奇跡の原っぱ」の保全を求める署名を提出しました。
日本自然保護協会(NACS-J)では、「奇跡の原っぱ」と呼ばれる千葉県印西市のニュータウン開発予定地に残存する草原(通称「そうふけっぱら」)の保全の向けた活動を地元「亀成川を愛する会」と共に進めています。日本自然保護協会をはじめ様々な団体から要望書の提出がなされているにも関わらず開発計画にそった造成工事が続いていることから、亀成川を愛する会では3月より署名運動を行っています。
この度、多くの団体・一般市民の方々のご協力により1万筆を超える署名が全国から集まり、本日千葉県知事及び千葉県企業庁長宛てに提出いたしました。近日中にUR都市機構理事長及び印西市長にも提出予定です。
●署名での要望事項
(1)千葉ニュータウン21住区内の重要な自然環境を活かした新たなまちづくりを市民や行政等が一緒に考えるための協議の場を設けてください。
(2)全国的にも大切な自然環境が残された地区については、これ以上造成工事を行うことなく、自然公園や都市林といった県の保護地域にしてください。
●集まった署名数
総数:10408
内訳:県内=3857、県外=4431
●今後の予定
・署名活動については今後も亀成川を愛する会が継続します。引き続きご協力ください
(問い合わせ先 亀成川を愛する会事務局)
・11月24日にシンポジウム「奇跡の原っぱ「そうふけっぱら」を守れ!」を開催予定です。
(問い合わせ:NACS-J保護研究部 高川 Eメール:takagawa@nacsj.or.jp
※スパムメール対策のため@を大文字にしています。小文字に修正して送信してください。)
▲署名提出の様子。右が亀成川を愛する会の一島会長、左が千葉県知事部局および企業庁の担当課の両課長。
▲同日、亀成川を愛する会とNACS-Jで記者会見を行いました。保護研究部、高川(一番奥)より、今後のシンポジウムの予定なども発表。