岩波『科学』7月号に辺野古・大浦湾の自然を紹介しました。
保護プロジェクト部・志村です。
もう8月になってしまいましたが、岩波書店発行の『科学』7月号に、NACS-J安部と志村で原稿を書きました。
タイトルは、「辺野古・大浦湾の生物多様性の豊かな自然」。
ジュゴンだけでない、辺野古・大浦湾の魅力をご紹介しました。
その昔、沖縄では、やんばるの木材などを運ぶ「やんばる船」という帆船が活躍していたのですが、その大きな船が着けられる一番北の湾が、ここ大浦湾だったそうです。
サンゴ礁に囲まれていると、着岸できる水路が限られます。
そんな中、深い大浦湾は、人にとっても重要な場所でしたが、そういう場所を好む生き物にとっても重要で、サンゴ礁と深い湾がセットになっていることが、この場所の生物多様性を高めている、ということをご紹介しました。
特集は、「沖縄の自然」。多彩な沖縄の生き物が紹介されています。
夏休みに沖縄旅行を計画している方にも、ガイドブックではなかなかふれられていない、情報いろいろです。ぜひどうぞ。