「カメさがしを楽しむポイント」をインターン生がお伝えしていきます。
教育普及部の萩原です。
毎年、自然しらべには、大学生のインターン生が実習として企画に参加しています。今年もたくさんの実習生が来ていますので、その実習の一環として大学生がリレー形式で、毎週月曜日と木曜日に「カメさがしを楽しむポイント」や「カメのさがし方」などの情報を、みなさんにお届けしていきたいと思います。
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みなさんはじめまして!
日本自然保護協会でインターンをしている、損保ジャパンCSOラーニング生の吉田和哉(東邦大学理学部生物学科3年)です。“インターン”とは「職業体験」のようなもので、企業やNGOの現場で一定期間、実際に業務に携わり、社会について学ぶプログラムです。今年の自然しらべでは、僕を合わせて5人の大学生が活動していて、リレー形式でカメの情報をお伝えしていきます。
トップバッターの僕は、まずは「カメさがしを楽しむポイント」をお伝えしたいと思います。
カメは変温動物の仲間で、人間のように体温を一定に保つことができないため、日中は太陽の熱で体を温めてから活動を開始します。
そのため、街中では神社や公園の水際や、水面から突き出た岩など、自然が豊かな所では川原の土手や田んぼのあぜなどで、ひなたぼっこをしている姿が良く見られます。(写真:左側)
そのため、みんなが外出するときは、少し水辺を気にしてみてください。そうすると、今まで気づかなかった意外なところに素敵な出会いがあるかもしれません!
最後に、カメさがしに参加して子どもたちにアドバイスです!
カメは自然の中に住む生き物なので、探しても見つからないときももちろんあります。
ですがそれも「カメについて知ること」の1つで、これを続けていると最初はわからなかった「カメはこういうところにはいるけど、ああいうところにはいない!」というようなカメの住んでいるところの違いにだんだん気づいてくると思います。そうなったらあなたはもう立派な「カメ博士」です!
お父さんお母さんを連れていろんな所を探検してみてくださいね!
みなさんの、素敵な生き物との触れ合いのお便り、楽しみにしています。
自然しらべ2013 日本のカメさがし!
写真右:昨年、四国の川に調査に出かけたときに、ニホンイシガメを見つけました。