6月15日に泡瀬干潟のヒメマツミドリイシ群集の調査を行いました。
![icon_abe.jpg](https://www.nacsj.or.jp/archive/files/diary2/images/icon_abe.jpg)
泡瀬干潟を守る連絡会から3名、長年このポイントのサンゴ群集を見続けてきた沖縄リーフチェック研究会のメンバー3名と私の合計7名で、泡瀬干潟のヒメマツミドリイシ群集の調査を実施しました。
![20130628awase1.jpg](https://www.nacsj.or.jp/archive/files/diary2/images/20130628awase1.jpg)
▲2隻目の船のメンバー。こちらの船には私を含む3名が乗っています。
このところ徐々にサンゴの元気がなくなってきていたのですが、さらに元気がなくなってきた様子が見られます。それでも潜ってよく見てみると、さまざまな生き物たちがいました。
まだまだ生物多様性豊かな海であることがわかります。
![20130628awase2.jpg](https://www.nacsj.or.jp/archive/files/diary2/images/20130628awase2.jpg)
▲最近は外国の船が泡瀬干潟に密漁に来るというナマコ。
![20130628awase3.jpg](https://www.nacsj.or.jp/archive/files/diary2/images/20130628awase3.jpg)
▲サンゴの上を歩くヤドカリ。訪問者の私たちの方をじっと見ています。
![20130628awase4.jpg](https://www.nacsj.or.jp/archive/files/diary2/images/20130628awase4.jpg)
▲生きているサンゴ群集が広がる場所
![20130628awase5.jpg](https://www.nacsj.or.jp/archive/files/diary2/images/20130628awase5.jpg)
▲数年前まで生きていたことがわかる、くっきりとサンゴの形をした岩です。
![20130628awase6.jpg](https://www.nacsj.or.jp/archive/files/diary2/images/20130628awase6.jpg)
▲サンゴの枝を利用して海藻で巣を作るクロソラスズメダイ
卵を持っているサンゴの枝もあったので、今頃は産卵していることと思います。しかしながら、隣で埋め立て工事を行っているのでは、そのような努力もむくわれません。
NACS-Jはいつまでも今の泡瀬干潟の自然を残し、やがて自然再生への道へ向かえるよう、活動していきます。