生物多様性戦略を策定した兵庫県加西市で自然観察指導員講習会が開催されます。
広報・編集部の鶴田です。
5月4日の毎日新聞に、兵庫県加西市で生物多様性地域戦略が策定されたことが報道されています。
毎日新聞●加西市:貴重な自然守る 生物多様性戦略を策定、湿地帯保全も柱に /兵庫
加西市では生物多様性地域戦略の策定にむけ、環境CSR活動に賛同する市内外の民間企業から寄付金を募集し、意欲的に地域戦略づくりに取り組んできました。
戦略目標に「加西の人の営みが生きもの同士のつながりを担うまちへ」を掲げ、2013年4月に~楽しむ、伝える、強くする~「生物多様性かさい戦略2013」が策定されました。
今年は市内で自然観察学習や生物多様性に関するシンポジウム、湿地保全のワークショップなどを計画するほか、8月31日から1泊2日の日程で、NACS-Jとの共催で自然観察指導員講習会(申し込みは7月10日~/会場:いこいの村はりま)を開催し、生物多様性保全への具体的な行動計画の実践に向けて動き出しています。
全国各地で活躍するNACS-J自然観察指導員の方々は、日ごろから地域の自然を見つめ、守り、自然観察会を通じて地域の自然の価値を伝えているボランティアリーダーです。
生物多様性地域戦略で計画された保全活動のけん引役としても、各地で注目を集めています。
自然観察指導員講習会は、今年度は全国14カ所で開催予定です。
日程や会場、申し込み開始日はこちらをご覧ください。