大浦湾で国内で初めて確認されたカニ「ニシヒラトゲコブシ」。種名の由来はNACS-Jの協力者「西平」さんの名前から
大浦湾にて日本国内で初めて確認されたカニが発見され、すなっくスナフキンの西平伸さんの名前をとって「ニシヒラトゲコブシ」と名付けられました。
西平さんはNACS-Jアクションサポーターとしてもご協力いただいている方で、いつも船を出して一緒に潜っていただいています。
○沖縄・大浦湾でアオサンゴの調査を行いました。
▲愛船スナフキン号を操る西平さん(2010年7月の調査にて)
▲写真:昨年11月のアオサンゴ調査にご協力いただいている西平伸さん
詳細は以下の琉球新報のリンクをご覧ください。カニの写真も西平さんの写真も掲載されています。
○大浦湾に国内初確認のカニ 命名「ニシヒラトゲコブシ」(琉球新報)
今回のカニの発見者は琉球大学大学院理工学研究科の藤井琢磨さんで、地元の海を愛している知人の名前を付けたいと考えたことから、和名を「ニシヒラトゲコブシ」と名付けました。
ニシヒラトゲコブシはこれまで、タイやインドネシアなど東南アジアで見つかっているピンク色をした、甲長約1.5cmの小さなカニです。発見地点は、普天間基地代替建設予定地に近い、大浦湾の瀬嵩集落沖合約400m、水深15mの地点とのことです。
○論文は以下からダウンロードできます。
「沖縄島沿岸より採集された日本初記録のニシヒラトゲコブシ (新称) Arcania novemspinosa(甲殻亜門: 十脚目: コブシガニ科). 」