沖縄・辺野古のサンゴ礁を守るため 沖縄県知事に意見を送ろう!
公式に意見を提出できるのは今回が最後のチャンス
辺野古サンゴ礁を守るため意見を送ろう!(6/28-7/18)
2013年3月22日、沖縄・辺野古のサンゴ礁を埋め立てる申請が出されました。
市民や専門家の、海を埋め立てる影響を危惧する多くの声にきちんと向き合うことなく、事業者は段ボール箱5つの申請書類を置いていきました。
埋め立てを承認するかしないか、最終的に判断するのは県知事です。
提出された申請書類や、関係者の意見を基にして、沖縄県知事が決定します。
知事がNO!と回答してくれるよう、意見提出にご協力お願いします。
「辺野古サンゴ礁を守るため意見を送ろう!」ちらし(PDF/750KB)
沖縄県は形式審査を終えると、告示・縦覧を開始します。(6月28日追記:本日より縦覧が開始されました。)
みんなで意見を送りましょう。辺野古の海を守りたいと思う人は誰でも意見を出すことができます。
◆注意1
意見提出期間は3週間のみです。(6/28-7/18、郵送の場合は7/18消印有効)
◆注意2
必ず差出人の氏名と住所を記してください。
(クリックすると拡大します。)
◆注意3
<意見提出の送り先>
〒900-8570
沖縄県那覇市泉崎1-2-2
沖縄県土木建築部 海岸防災課 御中
(※提出期間外は下記の日本自然保護協会宛てにお送りください。日本自然保護協会にお送りいただく場合は、宛先住所に日本自然保護協会の住所をお書きいただき、意見ハガキの「*辺野古の公有水面埋立申請に対して利害関係者として意見を送ります。」の上部などに、「沖縄県土木建築部 海岸防災課 御中」とお書き添えください。)
提出意見は、直接郵送のほか、日本自然保護協会、県内団体でもとりまとめています。
期限に間に合うよう、お早めにご準備ください。
<沖縄県知事 仲井眞知事への意見例>※サンプル
辺野古の公有水面埋立申請に対して利害関係者として意見を送ります。
・私は、生物多様性豊かな辺野古・大浦湾のサンゴ礁は埋め立てるべきでないと考えます。
・この海には、絶滅のおそれがあるジュゴンや沖縄島周辺で最大規模の海草藻場、アオサンゴ群集、6種類のクマノミやトカゲハゼ、クビレミドロなど多くの生き物がすんでいます。
・一度サンゴ礁の海を埋め立ててしまったら、二度と元には戻せません。私たちが一緒に生きる仲間であるジュゴンやアオサンゴ群集を育むことができる辺野古・大浦湾のサンゴ礁生態系を、子孫の代まで残したいと考えています。
<埋立申請への意見提出Q&A>
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Q:「利害関係者」とあるけれど、私が送ってもいいの?
A:利害関係者とは、自らが利害関係者と思う人です。意見は、誰でも送ることができます。法律では明記しておらず、特に限定的な解釈はされていません。
公有水面、つまり、みんなの海を埋め立てることで困る人がいないかどうか意見を聞くのがこの手続きです。漁師や名護市民以外の方も利害関係者になれます。 -
Q:匿名で送ってもいいですか?
A:公有水面埋立法に基づく正式な意見とするには、住所・氏名をご記入ください。あなたのご意見が辺野古サンゴ礁を守る力になります。
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Q:意見を送るのは、この用紙でなければダメですか?
A:書式・形式は自由です。上記にご紹介したはがきはPDFちらしにも入っています。印刷したものをコピーして送っていただくのも歓迎です。
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Q:いま忙しいので、あとで、送ってもいいですか?
A:公有水面埋立法に基づく意見の提出期限は、告示・縦覧の最終日(7月18日木曜日)と決まっています。必ずこの日までに届くように郵送をお願いいたします。
あなたの意見を最大限有効に活かすために、提出期限にご注意ください。
辺野古サンゴ礁の埋め立てに関する公式な手続きとして予定されている意見を送る機会は、これが最後です。ぜひ、この機会を逃さず、サンゴ礁を未来に届けるためのアクションをお願いします。
なお、期限が過ぎてしまった場合は、県知事へのメッセージとしてお送りいただくことができます。ぜひ、海を守る応援メッセージを届けてください。
4月12日に沖縄県から沖縄防衛局に公有水面埋立申請に係る書類についての補正の指示文書が提出されました。
http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/doboku/kaibo/kanri/event/documents/hosei.pdf
■ご寄付の送り先
郵便振替00150-2-51775 加入者名:日本自然保護協会
公益財団法人 日本自然保護協会
〒104-0033
東京都中央区新川1-16-10 ミトヨビル2F
Tel.03-3553-4103
https://www.nacsj.or.jp/