沖縄防衛局から沖縄県に出された辺野古の公有水面埋立申請の動き
保護プロジェクト部の安部です。
4月12日に沖縄県から沖縄防衛局に公有水面埋立申請に係る書類についての補正の指示文書が提出されました。
文書は以下のページでご覧いただけます。(外部リンク:沖縄県土木建築部 海岸防災課ウェブサイト)
普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立承認申請書の補正について
(PDFファイル)
埋め立て土砂の調達先の明記など33項目にわたり、沖縄県から防衛局への指摘がなされています。
【琉球新報】4月13日
◎埋め立て申請 県、33件補正要求 土砂、明確な記述なし
埋め立て土砂については、私も以下の記事でコメントをした通り、
土砂の調達先を明らかにしなければ環境への影響もわかりません。
【共同通信】3月25日
◎アセス回避が「絶対条件」 辺野古埋め立て土砂調達で沖縄防衛局
冒頭でご紹介した文書で沖縄防衛局からの回答の締切が6月11日に設定されているので、
NACS-Jがみなさまにご協力をお願いしている意見書の締切日や投函日も、6月以降になりそうです。
「沖縄・辺野古のサンゴ礁を守るため 意見を送ろう!」
4月18日には沖縄・生物多様性市民ネットワークと沖縄県海岸防災課を訪問しました。
こちらからは山口県上関の事例の紹介や、利害関係者の意見とりまとめに関する希望や、書類の広告縦覧場所に関する希望を伝えました。
写真1:海岸防災課との面談
(沖縄・生物多様性市民ネットワーク撮影)
写真2:左から海岸防災課の松田氏(副参事)、前川さん、金城さん。
写真3:公有水面埋立申請承認願書の実物