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会報『自然保護』3・4月号は、「子どもと楽しむ自然観察」、「東日本大震災から2年ー東北はいま」特集です。

2013.03.11
活動報告
icon_watanabe.jpg広報・編集部の渡辺です。
NACS-J会員の皆さま、お手元に会報『自然保護』3・4月号は届いたでしょうか?

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今号の特集は、子どもと楽しむ自然観察です。
自然体験の減少が指摘される近年の子どもたちですが、子どもたちが持つ自然への興味・好奇心は今も昔もかわりません。
今号では、自然体験がなぜ子どもに必要なのか、というお話から、子どもたちを夢中にさせる自然観察会の達人に教わる子どもとの接し方のコツ、実際に観察会を開く際のポイント(準備編、当日編、リスクマネージメント、便利アイテム)、そして観察会の場の広げ方などを詳しく紹介しています。
また、今号は東日本大震災から2年を迎えるにあたり、特別企画も設けました。
現在、被災地沿岸では、急ピッチで巨大堤防の建設などの計画が進んでいます。
こうした計画が進む地域の中には、堤防を作ることでかえって津波被害が大きくなる恐れがあるため不要だといった意見を必死に訴える地元住民の方々がいます。
また、被災地には、自らが被災されてもなお、地元の自然を守りたいと、震災直後から自然を調べ守る活動を続けているNACS-J会員の方々がいます。
しかしこうした方々の、自然と寄り添ってきた暮らしへの想いは、ほとんど大きく報道されることもなく届かぬ声となっています。
今号の特別企画では、
NACS-Jが震災以降行ってきた、海岸の自然環境への震災の影響と
地元住民の方々の海への想いを調べる東日本海岸調査の結果報告と、
被災地で自然を守り続けるNACS-J会員の方々の今の想いをお伝えします。
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また、地元住民の意見に耳を貸すことなく、そして地域の財産である自然環境を無視して計画が進む海岸堤防・防潮堤復旧事業、海岸防災林復旧事業に出した意見書についても報告しています。
連載コーナーでは、カエルの鳴き声の聞き分け方、カタクリの花のしくみの秘密などを解説しています。
ぜひ、じっくりお読みください!
※会報『自然保護』3・4月号の目次はこちらから。
NACS-Jの会報『自然保護』は年6号お届けしています。
5000円の会費(22歳以下のユース会員は3000円)で1年間お届けしています。
ご入会についてのご案内はこちらから>>>
※一部のコーナーはウェブサイトでもお読みいただけます。

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