那覇空港滑走路増設事業に関する国交省ヒアリングに行ってきました。
保護プロジェクト部の安部です。
3月15日、那覇空港滑走路増設事業に関する国交省ヒアリングに同じく保護プロジェクト部の辻村と行ってきました。
沖縄の那覇空港にはすでに滑走路がありますが、需要予測によるとのびていく需要に対応するためにもう1本滑走路が必要とのことです。
しかし、ここは希少な生きものが141種も見つかるほどの豊かな海域なので、現在ある滑走路で何とかすべきであると考えています。
●重要生物141種確認 那覇空港の新滑走路予定地
沖縄県は、沖縄らしさを重視して、これから海をどう守っていくかという計画(案)を立てて先月発表しました。しかしながら、計画全体を見ると、手付かずの自然・手付かずに近い自然をまず優先して保全していくという姿勢が見えないものとなっていました。
このためNACS-Jは沖縄県総合沿岸域管理計画(案)に対する意見を出しました。
NACS-Jは沖縄のみならず全国の手付かずの自然は極力残すべきであり、これ以上のサンゴ礁の埋め立てはもう必要がないと考えています。
▲左奥からNACS-J・辻村、NACS-J・安部、ラムネット日本・陣内さん、沖縄・生物多様性市民ネットワークの花輪さん、赤嶺事務所の土方さん。手前の3人が国交省職員です。