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特別セミナー「現場から見えてきた復興と人と自然のかかわり、自然保護の課題」を開催しました。

2013.02.05
活動報告
icon_okonogi.jpg保全研究部の小此木です。
2月3日に、東京・清澄庭園の大正記念館で、特別セミナー「現場から見えてきた復興と人と自然のかかわり、自然保護の課題」を開催しました。
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当日は、「東日本海岸調査」の結果報告を行い、被災地域の方々とともに行った調査で、各所で海辺の自然が甦りつつあることを発表しました。
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また、石巻市北上町でヨシ原利用のための地域の絆が速やかな高台移転に役だっているという、北海道大学の宮内泰介教授の報告や、気仙沼のカキ漁師でNPO法人「森は海の恋人」の畠山信さんから巨大防潮堤に対する地域の方々の不安の声なども発表されました。
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会場には約150名ほどがお越しくださり、被災地域のおかれている実情や、今後の復興事業でも大切にしていかねばならない自然とのかかわりについて聞きいってくださいました。
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会場には、東北で甦りつつある自然を写した調査写真をパネルにして数点展示しました。
(2月7日から仙台のニコンプラザで開催する展示にご支援いただいているNikonさんのご協力)
東北での復興事業は急ピッチで進んでいます。
NACS-Jは2月4日にも「海岸堤防・防潮堤復旧事業と海岸防災林復旧事業に関する意見書」を提出しました。
今後も、東北の海辺の実状を多くの方々に伝え、自然とのつながりを失わない復興事業のあり方を求め、調査結果の発表と、地元の方々と連携した活動を進めていきます。
●今後の予定 詳細はこちら>>https://www.nacsj.or.jp/katsudo/higashinihon/2012/12/post-12.html
【仙台】2013年2月16日(土) 13:00-
  復興支援拠点:ニコンプラザ仙台コミュニティースペース
「青森~千葉 震災後の海岸の自然環境の変化」
同会場で2月7日~20日(9:30-18:00)に、写真と結果レポートの展示を予定。
【岩手】2013年2月17日(日) 14:00- 県民情報交流センター(アイーナ) 会議室803
「岩手の海岸植生の津波からの再生に向けて(仮)」

東日本海岸調査にご支援をお願いします!
海辺の自然に支えられた復興にあなたの応援を。
調査報告会と写真展開催に、ご支援をお願いします!

被災地地元の方々やスタッフが調査記録として撮影した、東日本沿岸の自然の変化を捉えた数々の貴重な写真を多くの方々にご覧いただき、暮らしと自然の復興について考える場を増やしていきたいと思います。
2012年2月より、東京・仙台をはじめ各地での写真展開催を企画しています。広範囲の調査や各地での地域会合の成果を広めるため、皆さまのご協力をお願いします。

郵便振替で3000円以上のご寄付に、調査で撮影された「東北の海岸植物」の卓上カレンダーを進呈中。(メッセージに東日本調査とお書きください。詳しくはこちらへ
)。
クレジットカードでのご支援は、Campfireのプロジェクトページ
をご利用ください(2月末まで)。
Campfireのしくみを通じて1,500円から50,000円まで、支援額に応じて心よりの御礼の品をご用意しています。2013年2月末日までに目標額40万円に達した場合に支援が実行され、御礼の品をお送りできます。

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