沖縄県環境政策課と海岸防災課を訪問し、補正評価書への意見を説明してきました。
保護プロジェクト部の安部です。
2月13日、14日に、沖縄・生物多様性市民ネットワークの吉川さん、河村さんと一緒に、
沖縄県環境政策課と海岸防災課に行きました。
こちらからは12日に提出した補正評価書に対する意見書の内容を説明し、
先方からは辺野古の環境アセスメントの今後の手続きについて教えていただきました。
いずれの部署でも、普段はお会いできない役職の高い方も面談に同席してくださり、
沖縄県の本件に対する本気の姿勢を表しているように思いました。
▲海岸防災課との面談の様子
いつのことになるのかわかりませんが、いずれ公有水面埋立申請が出願されたら、
一定のプロセスを経て、書類が3週間公告縦覧され、意見を出すことが出来ます。
新聞等の報道では「利害関係者は名護市長と漁協のみ」であるかのように
伝えられていますが、今回教えていただいた重要なことは
「利害関係者とは、利害があると思っている人、すべてを指す」そうです。
言い換えれば、本件に関心のある、誰でも意見を出すことができるということです。
しかしながら願書への添付図書として、通常は補正評価書
(昨年12月公表分より手を加えられている可能性もある)
が一緒についてきます。
また7,000ページ級の書類に目を通すのかと思うと、今から気持ちが暗くなります。
NACS-Jでは過去に行われた埋め立ての書類を取り寄せたりして
来るべき日にきちんと意見が出せるように、今から準備します。
▲環境政策課との面談の様子