辺野古ジャングサウォッチ、海草調査を行いました。ご支援ありがとうございます。
保護プロジェクト部の安部です。
台風21号の進みが遅かったため直前までできるかどうか心配でしたが、辺野古のジャ
ングサウォッチ(海草調査)を、10月20-21日の2日間でのべ21名のご参加のもと、
無事終えることが出来ました。
今年も豊かで安定的な海草藻場の様子を確認することが出来ました。
参加者のみなさま、ご協力ありがとうございました。
調査風景 海草藻場の様子。
ジュゴンが喜びそうなふかふかの藻場です。
スナフキン号の船長西平伸さん 船長の島袋進さん
←長年調査に協力してくれているじゅごんの里号
この海では、この2日間も沖縄防衛局の追加の調査が行われていました。
この調査は環境アセスメントで決められた期間を超えての調査となるので、手続き上の問題があり、本来認められないことではないかと疑問視されています。
→この2日間も行われていた沖縄防衛局の追加の調査。後ろに見えるのはキャンプシュワブです。
NACS-Jでは2002年から行ってきたジャングサウォッチの10年分の結果をまとめ、同海
域の海草藻場の豊かさを示す報告書をまとめています。
続いて保護プロジェクト部・志村です。ジャングサウオッチに初参加してきました。
台風が通過してくれ、太陽がふりそそぐ明るい海底に潜ると、
噂通りの海草藻場が広がっていました。
ポイントによって、海草の広がり方や種類構成は異なり、潜るたびに新鮮でした。
調査ポイントでは同じサイズの ひとつのポイントが終わると、
枠の中を調べます。 いったん船にあがって次のポイントに移動。
←海草の中にたくさん。コブヒトデ。
じっくりいろいろ見たいところですが、
調査ポイントを巡るために、担当分が終われば船に上がり、次のポイントを目指します。
ポイントごとの船の上り下りやフィンやマスクの着脱はなかなか大変なのですが、
慣れている皆さんは、てきぱきとしたもの。
おかげで順調に調査が進みました。ありがとうございました!