沖縄・普天間基地移設問題で防衛省へ意見提出したことが報道されました。
保護プロジェクト部の志村です。
昨日9月20日、沖縄の4つの団体と、普天間飛行場代替施設建設事業の環境影響評価について防衛省に要望書を提出したことを記者会見しました。
今回は沖縄ジュゴンアセス監視団の真喜志好一さんが上京してご専門のオスプレイの部分を解説してくださいました。マスコミや議員、議員関係者を含めて約25名の参加がありました。
その報道が共同通信の配信で、日本経済新聞に掲載されました。
●「辺野古アセス「ずさん」 4環境保護団体が意見書」 http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC20028_Q2A920C1ACW000/
●「辺野古アセス「ずさん」 4環境保護団体が意見書」 http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC20028_Q2A920C1ACW000/
このほか、赤旗と琉球新報にも掲載されています。
防衛省が出した評価書に対し、沖縄県知事は厳しい意見を出しました。これに対して、防衛省は、知事意見の内容を精査して評価書を補正するため、大臣への助言を行う「有識者研究会」を発足させ議論をしています。
NACS-Jと沖縄県内の7つの団体は、沖縄県知事の意見の重要なポイントを示し、膨大な埋め立て用の土砂は県内採掘量の17.5年分にあたることや、もし海外から土砂が調達されるようなことがあれば、致命的な外来種の影響などが想定できること、ジュゴンやウミガメの上陸についての調査が不十分であること、確立されていないサンゴの移植技術の問題などを指摘し、評価のやり直しを求めました。
評価書への意見の詳しい内容は、こちら。
←会見が終わり、真喜志さんの手作りの折りたたみ式のオスプレイを見せていただきました。(写真左がNACS-J志村、右が真喜志さん)