沖縄・嘉陽海岸と久志海岸で「自然しらべ」をしてきました!
こんにちは、保護プロジェクト部の安部です。
「辺野古のジャングサウォッチは台風により延期しました」にてお伝えしたよう、沖縄に着いた途端に台風11号の接近を知ったので、台風が通り過ぎるのを沖縄にて待つことなりました。
(→ジャングサウォッチ協力者の鹿谷麻夕さん(NACS-J会員)と保護プロジェクト部部長の志村)
8月4日は台風の風雨が強くなる前に名護市東海岸の視察を行い、嘉陽海岸と久志海岸にて自然しらべを行いました。
(←写真上:嘉陽海岸にて大きなタカラガイを見つけました。
写真下:嘉陽海岸で見つけた貝がらたち。)
(←NACS-J吉田正人理事が海岸漂着物の中からジュゴンが餌としている海草を見つけました。)
台風11号の通過後、いつも大浦湾アオサンゴ群集などの調査を行っているところである瀬嵩や汀間の海の色を見たら、陸域からの赤土の流入で海の色が真っ赤になっていました。このような現象は最近になってからのことです。
(→台風通過後の汀間漁港の様子)
(←台風通過後の大浦湾の海の様子(8月6日撮影))
普段の大浦湾はこのような色をしています。赤土がサンゴの上を覆うとサンゴが死んでしまい、海の生態系全体に影響が及ぶので、NACS-Jはこの問題への対策も視野に入れています。
(←5月に撮った大浦湾)