自然しらべ2012 「砂はま観察会&貝がら教室」を材木座海岸(神奈川県)で開催しました!
こんにちは!2012年度損保ジャパンCSOラーニング生の西山千晶です。6月から8ヶ月の長期インターン生としてNACS-Jでお世話になっています。
7月7日に鎌倉の材木座海岸で、「自然しらべ2012 貝がらさがし!」の参加方法や貝がらさがしの楽しさを広めるイベント「砂はま観察会&貝がら教室」を開催し、私もスタッフとして参加してきました。
当日は一般の方38名と地元の学校から約40名、講師・スタッフ10名の総勢80名が大集合。親子を中心に、子どもから大人まで、さまざまな年代の方々が参加してくださいました。
午前中は、海岸で貝がらさがし。
最初に元葉山しおさい博物館館長の池田等さん、相模貝類談話会の福田良昭さんより海辺で危険なものや、季節により拾える貝がらが異なることなど、貝がらさがしのポイントを教えていただき、いざ砂浜へ。
私は色が綺麗なサクラガイを必死に探しましたが、見つけられず……。しかし子どもたちは上手に見つけていました。やはりキラキラした子どもたちの瞳には綺麗な貝がらがよく見えるのでしょうか。
貝がらさがしの時間はあっという間に過ぎ、午前中のまとめとして、池田さんがみんなで集めた貝を紹介しつつ、貝の特徴などを解説してくださりました。子どもも大人もみんな身を乗り出して話を聞いていました。
午後も引続き池田さんによる貝がら教室です。
肉食で歯舌を持つツメタガイ、セメント物質を出してその土地の貝などを体にまとめるクマサカガイ、ハマグリの見分け方、などのお話をしていただきました。用意してくださった実物に実際に触れながらお話を聞くので、みんな興味深々です。
(→午後の貝がら教室は、自然しらべの協力社のパタゴニア日本支社の会議室にて行われました。)
そしてお話の最後に特大のハマグリやサザエを披露してくださりました。なんと一昔前の鎌倉で実際に獲れたものです。
環境の変化により、昔のように著しい成長がみられなくなってしまったとのことで、池田さんは「昔獲れたような大きな貝がらをまた鎌倉で獲れるようにしたい」と話されてました。
貝がら教室のしめくくりは、チャリティービンゴ大会!
ビーチグラスに番号を振り、子供たちに引いてもらいます。アウトドアメーカーのPatagoniaさんから景品用に子供用リュックを提供していただき、大いに盛り上がりました。
集まった寄付は予想を上回る合計19,257円でした。NACS-Jの海岸での調査・保全活動に大切に使わせていただきます。