8月2~3日、日本の自然公園の有効性と課題を議論する会合が開催されます。
この夏、2日間に渡り世界保護地域委員会日本委員会 の主催で、国内の8 つの自然公園の現況を、各公園の下記5つの切り口で把握しつつ、日本の地域指定制自然公園の有効性と課題を環境ガバナンスの視点から議論する会合が開催されます。
主なテーマは以下の通りで、NACS-Jからも保全研究部の朱宮丈晴が宮崎県の綾の照葉樹林プロジェクトについて発表し、世界遺産条約 40 周年記念シンポ【京都宣言】について、吉田正人専務理事が発表します。
- 1)概観と利用状況
- 2)管理・運営体制
- 3)その体制が地元住民や多様なステークホルダーの意向をどう反映しているのか?
- 4)合意形成の手法は?
- 5)その他の問題点、この会合では、研究者、行政官、NPO&NGO が今後も自然公園管理運営について同じ土俵で議論するプラットフォームの構築を目指しています。以下開催要項を記載します。
開催要項
世界保護地域委員会日本委員会 国内専門家会合
■テーマ:「国内地指定域制自然公園の有効性・課題検証(第3回)」
■日 程:2012年8 月2 日(木)~ 3 日(金)
■場 所:東京農工大学農学部(府中キャンパス)大学院連合農学研究科棟4階第2会議室
■主 催:世界保護地域委員会日本委員会
■参加方法:参加希望者は事前申し込みが必要です。
参加を希望される方はchosa2@nacsj.or.jp までご連絡下さい。※スパムメール対策のため@を大文字にしています。小文字にして送信してください。
■会合の進め方:
8つの自然公園の管理・運営に携わっている行政官、各フィールドで調査研究活動を行っている研究者が上記切り口で30分のプレゼンテーションを行い、その後10-15分間の質疑応答を経て各公園の現況を把握する。 また、1日目に各種自然公園研究の調査報告と世界保護地域委員会日本委員会、平成24年度総会も併せて行う。2日目の午後には過去2年間の発表や議論をふまえつつ、3年間の総括討論を行う。
■プログラム
司会:山梨県環境科学研究所 本郷哲朗
【一日目】
【二日目】
■備考:
- 当日の昼食はキャンパス周辺には食堂数が限られているため、各自ご用意するかコンビニ等で購入して下さい。
- 1日目の会議終了後、キャンパス内で懇親会を開催予定です。参加の申込みも上記連絡先にお願い致します。会費は4000円前後です。