肝付町・川上地区(鹿児島)でふれあい調査を実施しました。
引き続き、保全研究部の小此木です。
6月11日(月)は、鹿児島県の照葉樹林の保全プロジェクトで調査を進めている金弦の森(肝付町)の、最も近くにある集落・川上地区でふれあい調査を実施しました。
これまでのアンケート調査で川上地区では、森から食材などの資源を取っていたことが分かっています。
今回は地域の方々に、それらを取っていた場所や、地域での自然にまつわる伝説・伝承、国有林での林業が盛んだった頃の様子などを思い出してもらい、地図上に記録していきました。
川はカニ、エビ、鮎などさまざまなものが獲れたこと、かつては集落のすぐ横を国有林のトロッコが走っていたこと、滝にいたという龍の話など、さまざまな地域の自然、歴史にまつわる話を聞くことができました。
これらの結果をまとめて、地域の自然と文化に触れられるマップを今後つくっていく予定です。