沖縄の慰霊の日を前に、地元の市民団体とさまざまな問題について話し合ってきました。
こんにちは、保護プロジェクト部の安部です。
6月21日、沖縄に出張し、辺野古基地問題について数多くの場面で一緒に活動をしてきた、沖縄・生物多様性市民ネットワーク(http://okinawabd.ti-da.net/)の運営部会に出席してきました。
NACS-Jと沖縄・生物多様性市民ネットワークは、今年4月20日に「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価所」の補正にあたり助言を受ける「有識者研究会」のあり方に対する要望書を共同発表(要望書の詳細はこちら)するなど、東京と沖縄で連携してさまざまな活動をしてきました。
今回はNACS-Jの東京での最近の活動について、そして今後予定している活動について私の方から説明しました。
まず、米海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイの普天間基地配備計画やモロッコとアメリカでおきたオスプレイ墜落事故を受けての対応、現在策定が進んでいる沖縄県版生物多様性地域戦略や環境省が改定を進めている生物多様性国家戦略にNGOからどのように意見を届ければよいか、といった話をしました。
さらに、辺野古アセスメントへの対応状況や、ベトナム戦争時に米軍が沖縄に持ち込み使用した可能性がある枯葉剤問題、市民の合意も得ないまま強引に進む豊見城地崎の開発、6月23日の慰霊の日の首相訪沖に対して行うアクションなど、2日後の慰霊の日を前に多くの問題について話し合いました。