自然しらべ2011「チョウの分布今・昔」の成果報告会を行いました!
教育普及部の萩原です。
3月21日に、丸の内さえずり館で「自然しらべ2011 チョウの分布今・昔」の成果報告会を行いました。
成果報告会の参加申し込みは定員を大幅に上回り、会場は満員となりました。
当日は、学術協力者の槐真史さん(えんじゅまさし・厚木市郷土資料館学芸員)に、はじめに今回送られてきたチョウの種や地域別の報告数のなどを紹介していただきました。
その後、実際送られてきた記録写真を元に、種が分かりやすい写真の撮り方や、アカボシゴマダラなどの外来種の問題、最近の研究成果を利用したチョウの分類方法などの解説がありました。
また今回の調査で記録が最も多かったツマグロヒョウモンについて、その分布拡大の理由も、図表やデータを用いて説明いただきました。
講演終了後の質疑応答では、質問が講演時間をオーバーするほど続くなど、成果報告会は大盛況のうちに終わりました。
参加者の方々からは、「自然しらべの取り組みが、専門家の方の取り組みを補完し、大変意義のあるものであることが分かった」などの嬉しい感想も寄せられました。
今年も「自然しらべ2012」を企画中です。テーマが決まりましたらまたご報告します。
どうぞお楽しみに!