東京のオフィス街の中心地で 「生物多様性地域戦略」の展示イベント
「丸の内さえずり館」は、三菱地所㈱が社会貢献の一環として運営している情報発信スペースです。
文字通り東京のオフィス街の中心、オフィスワーカーたちが気軽に立ち寄れる場所にある、環境関連としてはユニークなスペースです。
NACS-Jは、ここで3月1日から4月27日まで展示イベント「『みんなで育てる、くらしと自然の未来像』~地域戦略で生物多様性を守ろう~」を開催し、会期中に、5回の関連セミナーを行いました。
展示では、NACS-Jがまとめた『生物多様性地域戦略ガイドブック』からの抜粋のほか、なぜ地域戦略が必要なのか、地域の生物多様性保全に役立つのかをイラストで紹介したオリジナルポスターを展示しました。
セミナーでは、初回には、「生物多様性地域戦略とは何か」を、NACS-J保全研究部・朱宮と、東京都江東区での取り組みを「生物多様性チーム江東」の清田さんにご紹介いただきました。
続く回では、「日本の海」や、「自然しらべ2011・チョウの結果報告」などをテーマにし、日ごろの暮らしや自然観察が地域の生物多様性保全につながっていることなどもご紹介しました。
毎回、30~50名ほどの方にご参加いただき、活発な意見交換もできました。
一般の人に地域戦略が何かを分かりやすく、読みやすく伝えるポスターなども展示しました
(志村智子/広報・編集部)