モニ1000里地調査の調査員が集まる
サイト間交流会を開催しました。
3月4日に調査員や検討会委員などモニタリングサイト1000里地調査の関係者が一同に集まり交流する「サイト間交流会」を東京農工大学(東京都府中市)にて開催しました。
北海道から長野まで全国18サイトの方が参加し、検討会委員、環境省、そのほか関係者を合わせて50人が集まりました。
当日は事業の進捗状況のほか、データの解析で協力いただいている東京大学生物多様性科学研究室の小松功武さんに研究結果を報告していただきました。
そして全国の調査サイトからの報告では、奈良川源流域を守る会(神奈川県)やいたばし自然観察会(東京都)など5サイトの方に活動の様子や調査結果について報告していただきました。
発表が終った後も「今年自分のサイトでは鳥類が少ないが全国的なものなのか」など参加者同士で活発な意見交換があり、調査員の皆さんは全国各地の調査員の熱意に触れ、今後の活動の刺激となったようでした。
最後に調査に関して各サイトで課題となっていることを共有し解決のアイデアを出し合うために、ワークショップ形式による話し合いを行いました。
「自分たちだけで悩んでいたが、ほかのサイトの方と同じ悩みを話すことができて良かった」、「楽しく続けることが大切だと分かった」など、参加者から多数の意見をいただきました。
NACS-Jでは今後も里地調査をモデル事例として市民調査を進めるためのワークショップ手法の改良や、データの活用を進めていきます。
※調査結果やイベントの詳細は里地調査ニュースレターに詳しく掲載していますのでご覧ください(こちらからダウンロードできます)。