「自然しらべ2011チョウの分布 今・昔」の結果がまとまりました。
チョウをテーマに実施した今回の自然しらべでは、会員の皆さんをはじめ多くの方にご参加いただくことができました。
ありがとうございました。
実施期間に全国各地から寄せられた約6000件のデータを集計した結果からは、日本に定着しているチョウの約半分の140種類が確認されました。
またアオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハなどでは北上傾向を裏付ける分布情報が見られました。
そのほかにも、もともと日本にいるアカボシゴマダラとは違う遺伝子を持つ外来亜種が分布を広げていることも分かるなど、市民参加型のプログラムとして大変有意義な成果を得られました。
(写真:モンキアゲハ、撮影:加藤満さん)
(萩原正朗/教育普及部)