泡瀬干潟を守る連絡会と泡瀬干潟のサンゴ調査を行いました。
保護プロジェクト部の安部です。
1月9日に泡瀬干潟を守る連絡会と泡瀬干潟のサンゴ調査を行いました。合計17名のボランティアに参加いただき、泡瀬干潟の埋め立て地から約2kmほど離れた場所に生息しているサンゴ群集の調査を行いました。毎年定点で行っているモニタリング調査です。
昨年5月の調査時にはサンゴの被度(海底を覆っている生きているサンゴの割合)は41.9%と2008年調査時よりも少し回復していたのですが、今回の調査の結果ではまた26.9%と低下していました。昨年の調査時点では工事が一時中断していたので環境が一時的に良くなり回復したものと思われますが、昨年10月末より再開された工事の影響が出ている可能性が高いと思われます。調査について新聞報道されました。
沖縄タイムス:泡瀬サンゴ被度 前年比15ポイント減
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-10_28322/リンク切れ
図:生きているサンゴの割合の変化