「IUCNアジア地域自然保護フォーラム参加報告」を開催しました。
広報編集部の志村です。
10月20日にNACS-J事務所で、「『IUCNアジア地域自然保護フォーラム』 参加報告会」を行いました。
「IUCNアジア地域自然保護フォーラム」は、2011年9月27日-30日に韓国で開催されました。
フォーラム参加者は、682名。海外からも200名の参加があり、過去最大規模だったとのこと。
主要議題は、IUCN4カ年計画、IUCNアジア4カ年計画、世界自然保護会議の準備について。
規模の大きな国際会議は、テーマも人も催しも多く、気になるすべての議論に関わりきれません。
今回の報告会は、日本から参加した団体が、それぞれの関心分野から集めてきた情報を紹介しあいました。
また、IUCNの決議・勧告、世界自然保護会議の会議構成の変更点にも活発な質疑応答があり、国際会議には不慣れと言われる日本のNGOも、今後の国際会議に向けての準備を着々と進めている様子を感じました。
インドでのCOP11(2012年)までの間にも次々と国際会議が予定されています。
(参考サイト:BD10.jp 「2020年までの世界の約束」 )
NGOにとっては、海外の情報を収集して参考にするだけでなく、愛知ターゲットを、議長国の日本(の政府やNGO)がどう進めているか、海外に発信していくことも大事な活動です。
IUCN日本委員会のウェブサイト
・報告会の詳細、報告会で使用されたPDF
http://www.iucn.jp/2011/407-iucn-jiucn.html
・韓国で使用されたプレゼンテーション資料(IUCNのサイト)
http://www.iucn.org/about/union/secretariat/offices/asia/asia_regional_conservation_forum_2011/rcf_presentations/