IUCN-Jで「にじゅうまるプロジェクト」のキックオフイベントを開催
保全研究部の道家です。
10月8日に中央大学の後楽園キャンパス(東京都・文京区)にてIUCN-Jの「にじゅうまるプロジェクト」のキックオフイベントを開催しました。
にじゅうまるプロジェクトは、昨年のCOP10で決まった愛知ターゲットの目標実現に向けて活動する様々な人たちを結び付け、それぞれの行う事業を共有し推進していくプロジェクトです。
詳しくはこちら→ にじゅうまるプロジェクト
各参加団体は、それぞれの推進する事業を、愛知ターゲット実現に向けて定められた20の個別目標の中で、どの目標に貢献するのかを宣言し、実行する事業を登録します。
10月8日現在で18団体、28事業が登録されてのスタートとなり、会場には、70人を超える聴衆が集まりました。
私からは、このプロジェクトに込めたメッセージ「守られているから、守りたい。この星のすべての生命」とプロジェクトの概要について紹介しました。
続いて、登録事業から、8つの事業の紹介です。
NACS-J保全研究部の朱宮がトップバッターとして、目標17の達成に貢献する活動として登録した「生物多様性の道プロジェクト」について発表を行いました。
自分たちの住む地域のかけがえのない自然を、自分たちの手で守れるように。
その実現に必要な「生物多様性地域戦略」の策定などを支援し、推進していくこと、国家戦略にも提言していくことが、プロジェクトの柱です。
(ほか7つの事業や、後半のパネルディスカッションなど詳しい情報は、twitter bd_20maru の10/8記事を参照)
日本中の各地で、身近な自然をみつめ、守り、伝えることが、国際的な生物多様性の保全につながります。
にじゅうまるプロジェクトを通じ、より多くの団体と志を共有しながら、日本から世界に向けて、愛知ターゲットの実行を進めていきたいと思います。
NACS-Jの生物多様性の道プロジェクト2011の詳細はこちら。