今日、10月17日はNACS-Jの60回目の設立記念日。
こんにちは。広報・編集部の志村です。
今日、10月17日は日本自然保護協会の60回目の設立記念日です。
1951年のこの日、前身の「尾瀬保存期成同盟」から、日本全体の自然保護に取り組む団体になろうと発展的に改組しました。
改組の直接の引き金になったのは、北海道、雌阿寒岳の硫黄採掘問題。
火山の噴火口一帯の硫黄を、戦後の復興のため工業資源として使おうという計画でした。
『自然保護のあゆみ 日本自然保護協会三十年史』によると、雌阿寒岳の硫黄採掘場は、
「国立公園の特別地域にもかかわらず、戦時下で有無を言わさずに着工されたが終戦で中止。
戦後になって再び工事再開…という状況が尾瀬と非常に似ていて、
尾瀬だけにとどまらず「日本自然保護協会」を発足せざるを得なかったのだろう。
尾瀬保存期生同盟の有志18名が集合し、急遽その場で日本自然保護協会の発足を決定した。」
という逸話がありました。
硫黄採掘問題を阻止するための陳情と同時に、同盟から組織としての形を整え、
10月17日は4回目の協議会で、日本自然保護協会として発足し役員・規約などを正式に決定した日となっています。
なお、NACS-Jが財団法人になったのはさらに9年後、1960年のことでした。