早朝自然観察会をお手伝いしてきました!
こんにちは! 教育普及部の萩原です。
企業のCSRや環境部門では、生物多様性の保全に向け、
社内外での各種取り組みを進めています。
そのような中、社員の皆さんの生物多様性に向けた意識の向上を目指して
自然観察会を開催される企業が増えてきました。
NACS-Jでもその取り組みの支援を行っており、今回、昨年に引き続きソニー株式会社よりの依頼を受けて、社員向けの早朝自然観察会のお手伝いをしてきました。
2回目となる早朝観察会は、今年の自然しらべで取り上げているチョウをテーマに実施することになりました。
出勤前の朝7時半という集合時間の上に、小雨降るお天気にもかかわらず、集合時間が近づくと社員の方々がどんどん集まってくださり、皆さんの熱心さが伝わってきました。
NACS-J職員やお手伝いしてくださった自然観察指導員の宇田川さん(右写真)は、都心で良く見られるチョウとしてクスノキやタブノキを植樹とするアオスジアゲハとその幼虫、またエノキを植樹とするゴマダラチョウの幼虫(右下写真)に注目して観察し、実際に生きものを見ていただくことで、生物のつながりや多様性の理解につながるお話をさせていただきました。
参加者の中には、職員や指導員と同じく生きものや生物のつながりなどを理解をされている方も多く、企業が生物多様性に向けた取組みを行う際の、大切な人材が、数多く社内に存在していることが感じられる自然観察会になりました。