沖縄県恩納村の複合リゾート開発計画の現場を視察しました。
こんにちは。保護プロジェクト部の安部です。
先日、「沖縄県恩納(おんな)村に計画された複合リゾート開発に対する意見書」
を出した現場を視察してきました。
このリゾート計画地の横には200種を超える貝類が発見されるなど生物多様性豊かな屋嘉田潟原(やかたかたばる)があります。この海域をフィールドとして活動されている「美砂(ちゅらさ)の会」の仲西美佐子さんとお会いしました。
リゾート工事が進むと屋嘉田潟原にも影響が出ることを私たちは心配しています。
仲西さんは美砂の会と恩納村エコツーリズム研究会を運営し、屋嘉田潟原の環境調査や普及教育を行うとともに、自然に優しい工法でつくられたちゅらさ工房ティールームを経営し、手づくりの沖縄そばなどを出しています。
●屋嘉田潟原環境調査の様子(7/25付け沖縄タイムス 「恩納小児童、GPSとカメラで干潟調査」)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-06-15_19184/
●ちゅらさ工房ティールーム
http://cyurasa.seesaa.net/
その後、万座毛(まんざもう)の浅瀬の海を視察してきました。リゾート計画地をはさんで屋嘉田潟原に隣接する海域です。先日作成した意見書は2007年の目視調査の結果に基づいて書いたものですが、今日の視察でちょうどあれから4-5年分育っているサンゴ類を確認することができました。
▲万座毛の浅瀬のサンゴの様子