沖縄・大浦湾の奥で市民がジュゴンの「食み跡」を見つけました。
保護プロジェクト部の安部です。
NACS-Jもよく調査協力いただいているダイビングチーム・すなっくスナフキンが
大浦湾(名護市瀬嵩の南600メートル沖)にてジュゴンが海草を食べた跡「食み跡」を、
先週、6月5日と9日に発見しました。
名護市安部、辺野古沖などでは市民調査でも多くの食み跡が見つかっていますが、
この地点で市民が観察記録したのは初めてです。
(沖縄防衛局の環境影響評価の調査には記録がありました)
湾の奥の、しかも深さ5-7メートルという深い場所でどのようにして、
ジュゴンが息継ぎしてウミヒルモを食べたのかは謎です。
ジュゴンが餌場として利用している本海域はやはりこのまま
保全していかなければなりません。
琉球新報:ジュゴン 新たな食み跡 名護・瀬嵩沖、大浦湾奥で初
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-177952-storytopic-1.html
沖縄タイムス:ジュゴン食み跡? 大浦湾奥で初見
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-06-07_18854/
すなっくスナフキンメンバー撮影のビデオ映像
大浦湾100番勝負!その28 発見ジュゴントレンチ
http://www.youtube.com/RAKUFUKU#p/u/0/78XZLLhLnzk