泡瀬干潟の博物館カフェがオープン!
。。。そして干潟埋め立ての公告縦覧開始。
保護プロジェクト部の安部です。
今回の沖縄出張では、5/16の記事でご報告したように
泡瀬干潟のサンゴの調査をしてきました。
そして前回「泡瀬干潟に今年もクロツラヘラサギがやってきました。」
でご紹介した準備中の博物館カフェが、
先日正式にオープンしたので行ってきました。
オーナーの屋良さん(泡瀬干潟を守る連絡会)がつくった模型がウミエラ館が入ってい
る建物の横に置かれています。階段を上っていくとかわいらしいドアがあります。こ
れもお手製です。中はこのようにくつろぎやすくなっています。
博物館カフェ ウミエラ館
http://umierakan.ti-da.net/
干潟を見ていたら親子連れが入ってきました。沖縄市議の桑江なおや氏が
案内をつとめていた観察会の一行のみなさんでした。大きな窓から干潟を見て
飲み物を飲み、時間を忘れそうになっているようです。
展示品も泡瀬干潟の貝殻コレクションや各種パンフレットと
充実しています。NACS-Jのパンフレットも今日から仲間入りです。
しかしながら厳しい現実もあります。
昨日17日からこの海域の埋立地用途・区域変更等の関連書類が公告縦覧されて
います。国(内閣府)と沖縄県から1冊づつ縦覧されており、どちらも
厚さ12cmを超える太い書類です。公告縦覧期間及び意見書の提出〆切は6月6日。
NACS-Jでは意見書を現在作成しています。
写真:沖縄県土木建築部港湾課で公告縦覧されている2種類の書類
縦覧されている書類:
1)内閣府 沖縄総合事務局
・埋立地用途変更 承認申請書
・設計概略変更 承認申請書
(中城湾港泡瀬地区)
2)沖縄県
・埋立区域縮小 許可申請書
・埋立地用途変更 許可申請書
・計画概要変更 許可申請書
・工事竣功期間伸長 許可申請書