「泡瀬干潟の今後を考えるシンポジウム」を開催しました。
保護プロジェクト部の安部です。
3月12日(土)に「泡瀬干潟の今後を考えるシンポジウム」を開催しました。
地震のため予定していたスピーカーの一人WWFジャパンの花輪さんは沖縄に来ていただくことができずお話を聞くことはできなかったのですが、ピンチヒッターで日本野鳥の会の古南さんにCOP10のことをお話いただきました。
写真1:日本野鳥の会の古南氏
安部からはNACS-Jの海草調査とサンゴ調査の結果から見られる護岸周辺の環境激変の話をし、泡瀬干潟を守る連絡会の前川盛治さんからは沖縄市が試算している泡瀬干潟埋め立て工事後の利用に関する需要予測の誤りなど本事業の経済的合理性の無さを発表いただきました。
写真2:熱心に聞き入る聴衆
また同連絡会の小橋川共男(写真家)さんからは写真を多く用いながら泡瀬干潟の生き物たちの様子の変化をお話いただきました。
土曜日の午後という時間帯にも関わらず約50名の参加があり、質疑応答時間にも活発な意見交換が行われました。
このようなシンポジウムはとかく雰囲気が固くなりがちですが、同連絡会の島袋さんが休憩時間にコーヒーを入れてくださり、また関係者から手づくりのお菓子の差し入れもあり、なごやかな場となりました。
写真3:司会をつとめる新人沖縄市議の桑江なおや氏