NACS-J自然観察指導員講習会の受講者が25,000人に!
NACS-J自然観察指導員講習会を2010年度は全国10県計11回開催し、607名が新たに自然観察指導員として登録されました。
1978年から始まった講習会は今年で33年目で、受講者が2万5000人を超えました。これからも全国で講習会を開催し、地域の自然の守り手となる指導員を養成していきます。
2010年は生物多様性条約COP10を契機として、生物多様性の保全に関する取り組みが注目された年です。この流れを昨年だけの一過性のものとしないためにも、地域の生物多様性を保全する指導員の活動が大切です。ひとりの小さな活動でも、それを大勢が行えば大きな流れになります。新指導員の方も、すでに活動されている方も、ちょっとお休みされている方も、講習会で学んだことを思い出し、自分自身のできる範囲で「自然かんさつからはじまる自然保護」を実践してください。
2011年度の講習会開催予定は、次号に掲載します。指導員として活動する意欲のある方のお申し込みをお待ちしています。また、活動している仲間や友達、職場の方や学校の先生などへも受講をお勧めください。一緒に、地元に活動を理解してくれる人を増やしましょう。
(教育普及部 福田博一)