第10回沼田眞賞授賞式・記念講演会とCOP10特別セミナーを開催します。
毎年、自然保護にすぐれた実績を挙げた方を顕彰し奨励する沼田眞賞。
今年度の沼田眞賞は、川から海への物質循環を研究した佐々木克之氏、茅場の再生と活用を進めた森林塾青水(せいすい)、貴重な池の調査保全活動を行ったNPO法人こんぶくろ池自然の森が受賞されました。その授賞式と記念講演会を下記の通り開催します。各受賞者が取り組んできた活動の話を聞ける、またとない機会です。
また合わせて、国際生物多様性年を記念した特別セミナーを開催します。
2010年10月名古屋市で行われた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、愛知ターゲット、名古屋議定書を含む全47の決議が採択され終了しました。この内容や会議場内外の動き、COP10の成果と意義、日本の自然保護への示唆、今後10年の課題に関して、現地で参加したNACS-J役職員が解説を行います。
両プログラムとも、どなたでも参加できます。また途中からのご参加も歓迎ですので、ぜひ皆さまお越し下さい。お申し込みをお待ちしております。
○日時:2011年1月22日(土)
<午前の部/COP10特別セミナー>
9:30 開場
10:00 ~12:00 COP10特別セミナー
「COP10から次の10年へ-NACS-Jが見たCOP10と次のステップ」
・開会のあいさつ 理事長 田畑貞寿
・COP10 全体報告 愛知ターゲットのポイント、市民の取り組みなど 道家哲平(保全研究部)
・保護地域 「面積17%」目標と日本の課題 朱宮丈晴(保全研究部)
・海洋沿岸 決議のポイントと今後の課題 大野正人・安部真理子(保護プロジェクト部)
・COP10の成果と市民活動 高川晋一(保全研究部)
<質疑応答>
・閉会のあいさつ 理事 吉田正人(IUCN-J会長・筑波大学大学院准教授)
<午後の部/沼田賞授賞式・記念講演会>
13:30 ~ 開会・授賞式
14:00 ~ 記念講演会
・佐々木克之 「河川から沿岸・干潟にいたる物質循環の研究と自然保護」
・森林塾 青水 「『飲水思源』元・入会山の再生と活用 -活動の報告と今後の課題について-」
・NPO法人 こんぶくろ池自然の森 「柏の市街地に残る自然の宝庫 ~こんぶくろ池」
17:00 閉会
○会場:清澄庭園大正記念館
(東京都江東区清澄3-3-9 TEL:03-3641-5892)
地下鉄(半蔵門線、都営大江戸線) 「清澄白河」駅 徒歩 4 分
○参加費:午前の部のみ資料代 500円(NACS-J会員は無料)
○申し込み:①名前、②電話番号、③NACS-J会員・一般の別、④午前の部から参加か の項目を下記までお知らせください。
○問い合わせ・申し込み先
管理部・田村 TEL:03-3553-4101 FAX:03-3553-0139 Eメール:tamura@nacsj.or.jp