絞り込み検索

nacsj

山口県上関町の原発建設計画中止を求める署名とシンポジウムの案内

2009.12.25
告知

高度経済成長期、多くの自然が失われた瀬戸内海の中で、山口県上関には、まだ7割もの手つかずの自然海岸や貴重な生態系が残っています。会報『自然保護』2008年11/12月号などでもご紹介したように、現在、ここで、原子力発電所の建設が計画され、埋め立て工事が始まろうとしています。

建設予定地には、世界的に貴重な海藻のスギモク群落が生息し、絶滅危惧種のカンムリウミスズメの繁殖の可能性も指摘されています。

この豊かな自然を後世に残そうと活動をされている「長島の自然を守る会」は、地元のほかの団体とともに、3月31日までに、100万人分を目指し、原発建設計画中止を求める署名を集められているそうです。

賛同される方は、下記のサイトから、署名用紙をダウンロードの上、ぜひご協力ください。

■祝島島民の会blog  http://blog.shimabito.net/

■署名用紙ダウンロードhttp://shimabito.net/syomeipdf2009.pdf

091225kaminoseki_map.jpg


また、1月10日(日)には、広島国際会議場にて、瀬戸内海の生物多様性保全のための三学会合同シンポジウム「上関 瀬戸内海の豊かさが残る最後の場所」が開催されます。NACS-Jも後援しています。お近くにお住まいの方はぜひご参加ください!

主催:   日本生態学会・自然保護専門委員会
      日本鳥学会・鳥類保護委員会
      日本ベントス学会・自然環境保全委員会
後援:   (財)世界自然保護基金ジャパン、ラムサール・ネットワーク日本、NACS-J
日時:   2010年1月10日(日)13時30分~16時30分
会場:  広島国際会議場「ヒマワリ」
参加費: 無料
問い合わせ:ankeiyuji◎gmail.com (◎を@に置き換えて送信してください。)

前のページに戻る

あなたの支援が必要です!

×

NACS-J(ナックスジェイ・日本自然保護協会)は、寄付に基づく支援により活動している団体です。

継続寄付

寄付をする
(今回のみ支援)

月々1000円のご支援で、自然保護に関する普及啓発を広げることができます。

寄付する