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クリック募金へのご協力ありがとうございました!

2009.10.22
活動報告

8月から協力をよびかけていた富士フイルム株式会社のグリーンキャンペーン※(詳細は8月7日の事務局日誌をご覧ください)は9月30日で無事終了しました。ご協力ありがとうございました。その結果、クリック数は6,275回、フォトブックの売り上げのご寄付は108,434円、合計:114,709円となりました。皆様のあたたかいご寄付ありがとうございます。
いただいたご寄付は、里やまを守るため「里やまに暮らす動物写真図鑑(仮称)」作成費の一部として利用させていただきます。

動物写真図鑑とはどのようなものか、ここで簡単にご説明します。

里やまの動物の代表種、キツネを見たことがありますか。もしキツネがすんでいたら、そこはきっと豊かな里やまといえます。広い環境と、たくさんの食料を必要とする哺乳類は、その場所の自然の豊かさを示してくれます。
(財)日本自然保護協会では、市民が哺乳類の生息状況を調べることで里やまを保全していこうという事業を進めています。それには、自動撮影カメラを使って、普段目にすることができない夜行性の動物を記録することが簡単です。しかし、自動撮影カメラの写真では、後ろ姿やしっぽ、足など、動物の体の一部しか写っていないものが多く、なんという種類の動物なのか判別することはとても大変でした。そこで、動物の体の一部分からでも検索できる、動物写真図鑑を作成することにしました。

最近ではアライグマやハクビシンなど、以前は日本にいなかった動物が野生化して、農作物の被害がたくさん報告されています。例えばアライグマの農業被害額は、2005年で1億5500万円となり、全国でその駆除対策が始まっています。動物写真図鑑をつかって、外来種を早く発見できれば、その対策も早く始めることができます。

あなたの住んでいる地域にはどんな哺乳類がいるでしょうか? 里やまに暮らす哺乳類を写真によって記録・調べることで、その場所を守ることに役立てることができます。

091022アナグマ.jpg

091022ニホンリス.jpg
(写真左:アナグマ、右:ニホンリス)

富士フイルムのホームページにもキャンペーンの結果が掲載されています。ぜひご覧ください。

(福田真由子/保全研究部)

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