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2009年1・2月号(No.507)
特集: 生物多様性保全に役立つエコツアー

2009.01.01
書籍・発行物


2009年1/2月号(No.507)表紙


今月の表紙 クラカケアザラシの親子


撮影・解説 倉沢栄一

2008年春、3年ぶりにクラカケアザラシの親子を撮影した。05年の冬以来、国後島に面した知床羅臼沿岸にまともな流氷帯が流れ込まなかったため、氷上しか上陸 しないとされる外洋性のアザラシの観察機会がなかったのだ。近年、オホーツク海の流氷は減少傾向にあり、その愛らしい姿を日本領海内で見るのが難しくなってきている。

CONTENTS


 
 
 


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★特集:
生物多様性保全に役立つエコツアー
旅先で素晴らしい自然に出会ったとき、
またいつか来てみたい、
この場所の自然はいつまでも残っていてほしい・・・・・・
そんな想いを強くすると思います。
今回は生物多様性を守ることに役立つエコツアーを特集します。

・「エコツアー」には、どんな旅が含まれているか

・どんな旅が生物多様性を守ることにつながる?
<事例からみるエコツアーの注目点>
  ・ハイキングを楽しみながら保全活動費の支援につながる
  ・自主 ルールで繊細な環境に悪影響を与えない旅ができる
  ・登山者に自然全体の見方を伝える
  ・観光地の一辺倒な自然の見方を覆す
  ・ダイバーに開発計画地で"ホントの海"を知らせる
  ・住民と一緒に、地域の自然の価値を再発見できる
・地域の保全活動が活かされた旅をしよう
・エコツアーは自然保護の新しい手法になる (敷田麻実/北海道大学観光学高等研究センター)
 


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★NACS-J活動クローズアップ
30周年を迎えた自然観察指導員養成/「自然しらべ2008」結果発表/第4回世界自然保護会議報告/ラムサール条約会議に参加/自然公園のあり方について検討中/企業人向けリアルネイチャー・セミナーを開催しました/沖縄・泡瀬干潟の事業見直しを求める要請書提出/環境教育・関東ミーティング 2008AKAYA開催報告/NACS-J募金箱/村上太一さんご遺族からご寄付/『植物群落からみた海岸白書』発行
 
 


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★NEWS ハイライト
・ラムサール条約会議で水田保全の決議採択
・全国に広がる「森の健康診断」
・増える帰化アサガオ類 大豆農家で被害拡大
・大阪湾の産廃埋め立て地に野鳥101種
 
 
 
 


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★シリーズ 新・生命の輪・17  
闇に包まれた未知の世界が見えてきた
深海クラゲの傘は生きもののすみか
(Dhugal Lindsay/海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター)

水深450~900mの、深い海に暮らすアカチョウチンクラゲ。その暮らしは、想像以上に、ほかの生物と密接にかかわっていました。この深海の生物たちにも地球温暖化の影響が忍び寄っています。

★市民団体からのメッセージ
長良川に徳山ダムの水はいらない
(武藤 仁/長良川市民学習会)
 
★One Planet(ワンプラネット)
企業のための生態系サービス評価(ESR)
(河野文子/日立化成工業㈱CSR社会貢献担当)

★HOW TO フィールドワーク
市民参加の外来種除去活動を実施する
(木原寿代/自然観察指導員三重連絡会事務局長)

★ものづくりサークル「やまかます」 その35
凍み餅をつくる
 

★会員ふぉーらむ

掲示板/MAIL BOX/フォトライブラリー/次号予告・新入会員/Nature Navi・ぴっくあっぷ/BOOK&PRESENT

 

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