「中国地区自然観察指導員交流会」に参加してきました。
10月18日(土)、19日(日)に、鳥取県・大山国立公園で開催された「中国地区自然観察指導員講習会」に、会報制作の情報収集も兼ねて参加させていただきました。
島根県、広島県、岡山県、山口県、鳥取県の5県の指導員さんたちが1年に一度、開催している交流会で、今回は約50名の指導員さんが集まりました。
1日目は、大山の自然を学べる大山自然館の見学と小グループに分かれて鳥取の指導員さん解説による自然観察会。その後、地元のお菓子メーカーの方による「栃餅」にまつわるお話と、元NACS-J職員講習会担当で、現在は軽井沢(群馬県)で野性動植物の調査・保全活動や環境教育を行っている「ピッキオ」でインタープリターをしている伝井真弓さんによる、「ピッキオが行っているエコツアー」の話。そして、夜は皆さんが一番楽しみにしていた(!!)、地元の食材を使った夕食~懇親会。2日目は、みんなで大山道のトレッキング、と、とても内容の濃い2日間でした。
「ピッキオのツアーで、参加者に自然に親しみ、興味を持ってもらうことはできていると思うけれど、これからは、ツアーに参加したことで、参加者が自然を守るためにライフスタイルを変えた、となるぐらいのツアーにしていきたい」と、伝井さん。
2日目は大山道のトレッキング。50人もの指導員さんが集まれば、鳥、植物、昆虫、地形などとそれぞれ詳しい人がいるので、わからないことはない!という感じ。ただ種名を教え合うのではなく、名前の由来や性質などなど解説し合っていたあたり、さすがでした!
閉会式前には、全員集合しての撮影会。鳥取の皆さん、準備、当日の運営、本当にお疲れ様でした。とても楽しい2日間を過ごさせていただきました。
来年担当の山口の皆さん、頑張ってくださいね!
(集合写真提供の谷本哲男さん、ありがとうございました)
(編集部 渡辺聡子)