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インターン活動レポート(研究部編)

2008.11.13
活動報告

自然を守る仕事に携わりたい!と思って7月から日本自然保護協会でインターンをしています。最初はすごく緊張していたのですが、温かく迎えていただき今は色々経験させていただいています。

はじめにお世話になったのは保全研究部で、環境省の「モニタリングサイト1000里地調査」に関する仕事にかかわらせていただきました。
NGOと聞くと現場に出向いて直接活動をするというイメージでいたのですが、デスクワークも多くあって、直接的というよりも間接的に自然保護活動をサポートするような仕事も多いんだなあ、という印象を受けました。
保全研究部での活動中に一番強く感じたことは、日本自然保護協会は自然を守りたいと思っている方たちのサポーターだという事です。

(調査説明会)
モニ1000里地調査のサイトを持っている市民の方に、調査に関する必要な事務手続きの詳細をお知らせする説明会のお手伝いをしました。実際にフィールドを持って調査を続けている市民の方たちがどのような活動をしているのか、どのような気持ちを持って活動されているのかを聞くことができてとても刺激をうけました。また、調査の後継者がいないんだよと言う話には考えさせられるものがありました。
もっともっと多くの人が自然保護活動に参加するようになって欲しいし、特に私たち学生も参加していかなければと感じました。

写真:調査説明会

 

(調査講習会)
横浜自然観察の森に行ってモニタリング調査の講習会に参加させていただきました。
専門の先生方にチョウや植物の話をうかがいながら調査ができて、お手伝いに行くというより参加者のひとりとして自然観察を楽しむといった感じになってしまいましたが、モニ1000里地調査の中身を知ることができました。チョウの調査では、初めてと言っていた参加者の方が講師の先生の図鑑や実物を使った見分け方講座を受けた後には、チョウ発見レーダーがついたかのようにチョウを見分けていて、同定力を身につけるスピードの早さにビックリしました。
市民の方たちの調査によって日本の伝統的景観である里地里山が100年後も残っていくことを願いたいです。 

写真:調査講習会

(インターン 菅原のえみ)

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