第3話 バルセロナから名古屋
10月7日、ノレッジカフェというイベントの一つとして、NACS-J主催で「バルセロナから名古屋へ COP10におけるNGOの役割」をテーマに戦略会議を開きました。ノレッジカフェは、特定のテーマに関して、小グループで意見交換をするための企画で、円卓を囲んで10人ほどが自由な雰囲気で意見交換します。
日本からの参加者の他に、バードライフ・インターナショナル、CBDアライアンス、The Nature Conservancyなどの生物多様性条約(以下CBD)担当者が参加してくれました。
日本の政府、NGO、CBDアライアンスなどの主要なネットワークの準備状況を確認した後、COP9の成果を振り返り、COP10の重要課題、ポスト2010年目標の考え方などについて話し合いました。参加者からは活発に意見が出され、海外のNGOのCOP10に対する期待を強く感じました。
ノレッジカフェの様子。参加者が多く、私たちのラウンドテーブルには、立って議論に参加する人もいた。
(保全研究部 道家)